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リストマーク 小弓公方を取り巻く戦国史 

2022年11月01日 ()
2211011.jpeg千葉市立郷土博物館で開催されている特別展『我、関東の将軍にならん』を見てきました。古河公方家の足利政氏、高基、義明の三つ巴の内紛と小弓公方足利義明の独立と、それに巻き込まれざるを得なかった関東の諸勢力とのぐちゃぐちゃの闘争史は、まだまだあまり知られてはいない領域だと思うので、この展示会が今後の関東戦国史研究へ投げかける意義は大きいと感じました。それら諸勢力の動きと関係を少しでも理解しておくと展示内容を理解しやすいかとは思いますが、この圧巻の展示会を理解するにはやはり専門家の解説が必要だろうと感じました。図録も良いので早く行かれることをお勧めします。
「我、関東の将軍にならん―小弓公方足利義明と戦国期の千葉氏―」
[2022.11.01(Tue) 20:03] 展示会・セミナー | Trackback(-) | Comments(0) 見る▼
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リストマーク 足利学校遺蹟図書館 企画展『上杉憲実と足利学校』 

2022年04月22日 ()
企画展『上杉憲実と足利学校』が足利学校遺蹟図書館(史跡足利学校内)で開催されています。

この展示会へ行く前に目を通しておくことをお勧めしたい絶好の参考資料が2つあります。

2204222.jpg一つ目は、
『戦国の図書館』 新藤透著 東京堂出版
            2020年 2500円
 本書第2編はまるまる戦国最大の図書館・足利学校について書かれています。謎に満ちた足利学校の成立、上杉憲実の業績など明治5年の学制発布で廃校になるまで存続した足利学校の歴史を感じることができる内容です。

二つ目が、
NHK 私の日本語辞典での新藤透氏のお話5回放送のうちの第3回目。らじる★らじるでの聞き逃しは消えてしまっていますが、以下のYouTubeではいまも聞くことができます。
NHK 私の日本語辞典:戦国時代の図書館 第 3 回 足利学校(1/2)
NHK 私の日本語辞典:戦国時代の図書館 第 3 回 足利学校(2/2)
 さあ、これらで予習したら、足利へ向かうべし。
[2022.04.22(Fri) 08:13] 展示会・セミナー | Trackback(-) | Comments(0) 見る▼
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リストマーク 土浦市立博物館第43回特別展『八田知家と名門常陸小田氏』 

2022年03月24日 ()
2203212.jpeg土浦市立博物館第43回特別展
『図録 八田知家と名門常陸小田氏』
     土浦市立博物館 2022年 1000円
3月19日から始まっている土浦市立博物館第43回特別展『八田知家と名門常陸小田氏』、21日は昼過ぎから予定が入っていたのでゆっくりは見られないと思いつつも、ちょっとだけでもと時間を作って覗いてきた。小田氏治に関する展示品はこれまでにも見る機会はあったと思うが、八田知家や小田孝朝についてこれだけまとまって展示される機会は珍しい。八田知家から見始め1時間かかっても全体の半分も見終わらず、氏治まではとても辿り着けなかった。ともかく、「小田みかたのちり」「関東幕注文」など国宝上杉文書だけは拝見しておいた。残りはまた次回にして、それまでに図録で復習と予習をしておくことにする。特別寄稿、論稿、コラムなどを含めて示唆に富む読み応えのある図録だと感じた。

註:国宝上杉文書3点の展示は4月10日までで、以降は複製品展示になるのでご興味ある方はお早めに。
[2022.03.24(Thu) 00:00] 展示会・セミナー | Trackback(-) | Comments(0) 見る▼
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リストマーク 大洗町の磯浜古墳群から古墳研究の最先端を垣間見る 

2021年01月30日 ()
2012281.jpg別のところに書いたのだが、ここに再掲。昨年末の12月13日に大洗で開催された磯浜古墳群 国史跡指定記念シンポジウム『磯浜古墳群へ続く道』へ行けなかったので、27日に大洗で発表資料集を手に入れてきた(『前方後円墳とはなにか』は後日購入)。これらの資料を読んで当日の講演記録動画を見れば、古墳時代の全体像や磯浜古墳群の位置付けなどが目に見えてくると思われる。さらに、近隣にある大型古墳についても今後その意味を考えてみたくなった。
 →YouTube:【磯浜古墳群へ続く道】
[2021.01.30(Sat) 00:00] 展示会・セミナー | Trackback(-) | Comments(0) 見る▼
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リストマーク 「水戸の江戸時代」を作った江戸氏に関する展示会 

2020年12月28日 ()
水戸市埋蔵文化財センター企画展『江戸氏の野望』へ行ってきました。「なかなか通好み」と誰かさんが言っていた様に、佐竹氏の影に隠れがちではありますが、160余年に渡る「水戸の江戸時代」を作った波乱万丈の一族の通史が見えてくる展示です。年内は終了しましたが、まだまだ年明けから2月21日まで開催は続きます。
2012271.jpg 2012272.jpg
[2020.12.28(Mon) 12:33] 展示会・セミナー | Trackback(-) | Comments(0) 見る▼
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リストマーク 自宅で「城郭図展」? 

2020年05月13日 ()
2005071.jpegGW中に「土浦城とつながる 城郭図展」の撤収作業をしているまさにそのときに、地元の知り合いから「いまから見に行きたい」と電話がかかってきました。もう手遅れなので、後日自宅に並べたのを見に来ていただきました。
[2020.05.13(Wed) 00:00] 展示会・セミナー | Trackback(-) | Comments(0) 見る▼
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リストマーク 『土浦城とつながる 城郭図展』 第2期中止のお知らせ 

2020年04月14日 ()
4月18日(土)〜5月6日(水)の日程で開催を予定していました、『土浦城とつながる 城郭図展』の第2期ですが、社会情勢を鑑みて中止することにいたしました。第1期開催期間中にはたくさんの方にご来場いただきました。ありがとうございました。茨城城郭研究会を今後ともよろしくお願いいたします。
[2020.04.14(Tue) 12:40] 展示会・セミナー | Trackback(-) | Comments(0) 見る▼
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リストマーク 『土浦城とつながる 城郭図展』開催中 

2020年03月23日 ()
2003231.jpeg前回は『土浦城とつながる 城郭図展』準備ほぼ完了までしか書いていませんでしたが、おかげさまで予定通り3月14日から開催しております。前期日程は3月29日が最終日で、残り7日間となっています。今回ご都合がつかなかった方も、後期展示期間にぜひご覧ください。
  第1期 3月14日(土)〜3月29日(日)
  第2期 4月18日(土)〜5月6日(水)
 →チラシ

2003232.jpegお隣亀城公園にある土浦市立博物館の特別展『土浦城 ー時代を越えた継承の軌跡ー』へは2回行きましたが、毎回2時間くらい見てもまだまだ興味が尽きません。図録も読みやすくて、売れ行き順調というのも納得です。さらに、上高津貝塚ふるさと歴史の広場のテーマ展『地下にのこる土浦城』、土浦市民ギャラリーの『戦国群像 諏訪原寛幸イラストレーション展』も見ることができて、これまでの謎が整理されてきた感じがしています。
[2020.03.23(Mon) 11:45] 展示会・セミナー | Trackback(-) | Comments(0) 見る▼
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リストマーク 『土浦城とつながる 城郭図展』 準備ほぼ完了 

2020年03月11日 ()
2003181.jpg 先にお知らせいたしました茨城城郭研究会 第1回テーマ展『土浦城とつながる 城郭図展』を、予定通り3月14日(土)から開催いたします。会場は、土浦城跡の亀城公園すぐ近くのギャラリー「がばんクリエイティブルーム」です。詳しくは右図をクリックしてください。→
  会場の地図はこちら

 武田信玄の軍師といわれ川中島で討ち死にしたはずの山本菅助が江戸時代に土浦へ来ている不思議、土浦城整備を行った4代目が復活させた菅助ブランドの築城術は最後の和式築城といわれる北海道松前城へもつながるという不思議、土浦城は年明けから話題のNHK大河『麒麟がくる』の明智光秀や土岐氏とも細い糸でつながるという不思議などなど、土浦城とつながるいろいろな縁をご紹介する展示会です。

2003101.jpg さらに、戦国の不死鳥小田氏治と関係するつくば霞ヶ浦りんりんロード沿いの城郭も多数紹介していますので、サイクリングへ出発する前の情報収集にもぜひお立ち寄りください。

 コロナ騒動で気分が滅入る毎日ですが、幸いと言うか、当展示会場は多数の観覧者で混雑することもないと思いますので、土浦市立博物館特別展への行き帰りあるいは気分転換にお立ち寄りいただけるとありがたいです。

2003102.jpg 会場準備もほぼ完了しました。
[2020.03.11(Wed) 00:00] 展示会・セミナー | Trackback(-) | Comments(0) 見る▼
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リストマーク 茨城城郭研究会 第1回テーマ展『土浦城とつながる 城郭図展』のお知らせ 

2020年02月18日 ()
2003181.jpg茨城城郭研究会 第1回テーマ展
『土浦城とつながる 城郭図展』
を以下の予定で開催いたします。
  第1期 3月14日(土)〜3月29日(日)
  第2期 4月18日(土)〜5月6日(水)
  会場:がばんクリエイティブルーム
     (亀城公園となり)→ 会場地図

「土浦城とつながる」をキーワードに、土浦の周辺地域または遠方の各城郭が持っている、太いあるいは細い縁をたどって土浦城との不思議なつながりをご紹介する茨城城郭研究会初のテーマ展です。
 土浦城と「城主でつながる」、「りんりんロードでつながる」、武田信玄の軍師「山本菅助でつながる」、はたまた本年話題のドラマ『麒麟がくる』で土浦城とつながるお城まであります。そこから、お城単体では見えにくい、土浦という地域と土浦城の重要性・特殊性を垣間見ていただけると幸いです。

なお、この期間、
 土浦市立博物館 特別展『土浦城 ー時代を越えた継承の軌跡ー』
 上高津貝塚ふるさと歴史の広場 テーマ展『地下にのこる土浦城』
 土浦市立図書館 臨時休館:3月9日(月)~3月31日(火)
 土浦市民ギャラリー 『戦国群像 諏訪原寛幸イラストレーション展』
でも連携展示が開催されますのでぜひ合わせてご見学ください。当会の展示会を含めて、様々な角度から土浦城を楽しんでいただけることと思います。
[2020.02.18(Tue) 11:55] 展示会・セミナー | Trackback(-) | Comments(0) 見る▼
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リストマーク 2020年新春、展示会が目白押し 

2020年01月19日 ()
2001191.jpgただいま、水戸市役所本庁舎1階で、『佐竹氏常陸国統一』という展示会が開催されています。茨城城郭研究会メンバーも、「徳川さんがまったく登場しない江戸時代」という画期的な概念と資料提示で協力しています。お時間を見つけて、ぜひお出かけください。
その他、どれもこれも魅力的なイベントです。詳細については公式ページでご確認ください。

★常陸佐竹展 in 水戸 『佐竹氏常陸国統一』
  主催:常陸佐竹研究会 共済:茨城城郭研究会、他
  1月8日(水)〜2月6日(木)
  会場:水戸市役所本庁舎1階「多目的スペース」
    →公式ページ
★企画展 『陸平、明治と平成の調査風景』
  1月25日(土)〜3月8日(日)
  会場:美浦村文化財センター展示室
  連続講演会:2月2日、9日、16日、3月1日(全て日曜日)
    →広報みほの案内ページ
★常陸大宮市文書館開館5周年記念講演会 『幕末の常陸大宮』
  1月26日(日)
  会場:緒川総合センター文化ホール
    →公式Twitter
★第5回笠間歴史フォーラム シンポジウム「戦国の城を読み解く」
  主催:笠間市教育委員会
  2月8日(土)
  会場:笠間市笠間公民館
    → 公式ページ
★特別展『佐竹氏ー800年の歴史と文化』
  2月8日(土)〜3月22日(日)
  会場:県立歴史館
    → 公式ページ
★特別展『稲敷魂!稲敷市の文化財 中世文書の世界』
  2月20日(木)〜4月19日(日)
  会場:稲敷市歴史民俗資料館
    → 公式ページ
★特別展『土浦城ー時代を越えた継承の軌跡』
  3月14日(土)〜5月6日(水)
  会場:土浦市立博物館
    →公式ページ
    →Vちゃんねるイバラキでの広報
★茨城城郭研究会 第1回テーマ展『土浦城とつながる 城郭図展』
  第1期 3月14日(土)〜3月29日(日)
  第2期 4月18日(土)〜5月6日(水)
  会場:がばんクリエイティブルーム (亀城公園となり)
    →チラシ
[2020.01.19(Sun) 11:53] 展示会・セミナー | Trackback(-) | Comments(0) 見る▼
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リストマーク 文化庁:文化財保護強調週間 11月1日から7日 

2019年11月01日 ()
毎年11月1日から7日までの1週間は「文化財保護強調週間」だそうです。各地でのイベントは、文化庁の文化財保護強調週間のページから探せば色々と見つかります。でも、このページへ辿り着くまでがなかなか大変でした。
 →文化庁:文化財保護強調週間

年内の身近なイベントをいくつかご紹介しておきます。

・那珂市城館跡調査成果発表展 10月26日〜11月30日
  11月4日(祝月) フォーラム「那珂市城館跡調査報告」
  →那珂市:特別企画展「那珂市城館跡調査成果発表展」

・常陸大宮市指定文化財集中曝涼 11月9日(土)・10日(日)
  11月9日(土) 檜沢城・山城ツアー
  →常陸大宮市文書館のブログ:常指定文化財集中曝涼について

・美浦村:指定文化財曝涼展示 11月9日(土)〜17日(日)
  絹本著色近藤利勝像、虎の刺繍他
  →詳細は、美浦村文化財センター(029-886-0291)へ

・稲敷市歴史民族資料館 秋季資料館講座 11月10日(日)〜12月7日(土)
  →詳細は、稲敷市歴史民族資料館(0299-79-3211)へ

・第11回文書館カレッジ 12月1日(日)
  浄土宗中興の了誉上人御遠忌600年記念シンポジウム
  →詳細は、常陸大宮市文書館(0295-52-0571)へ
[2019.11.01(Fri) 00:00] 展示会・セミナー | Trackback(-) | Comments(0) 見る▼
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リストマーク 木原城主・近藤利勝像の展示会 5月26日まで 

2019年05月23日 ()
うっかりして、こちらで案内するのが遅くなりました。

1905231.jpg美浦村指定文化財になったお披露目的な展示会ですが、すぐに県指定になってもおかしくないクラスのお宝と見られています。小田氏や真壁氏の肖像画とは別系統の、小田原系の絵師に近いものの様です。講演会は終わってしまいましたが、展示は今日を入れて4日残っています。お時間のある方はぜひご覧になってください。
[2019.05.23(Thu) 10:47] 展示会・セミナー | Trackback(-) | Comments(0) 見る▼
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リストマーク 講師初体験 

2019年02月01日 ()
1902011.jpg先週の日曜日、かすみがうら市歴史博物館での霞ヶ浦学講座の一コマとして、「霞ヶ浦周辺のお城歩きを楽しむ」というタイトルで、一般の方向けに地元のお城についてお話をしてきました。参加者は30人弱、地元の年輩の方がほとんどでしたが、女性率がとても高い集まりでした。まとまったお話をするなど初めてのことだったので、どの程度聞いていただけるものかと内心ドキドキものでしたが、90分の間に居眠りされる方もいなくて、受け狙いの部分ではそれなりに笑っていただけて、天候に恵まれ、聴衆に恵まれ、とても気持ち良くお話させていただきました。最後の質問タイムに手を上げて下さったお一人は知り合いではあったのですが、一方で知り合う以前からの『図説 茨城の城郭』読者ということでもあり、『図説』を大いに褒めてくださいました。その宣伝効果は抜群で、閉会後に飛ぶように売れました。その方からは後日、「わかりやすい編集でした」というありがたい感想と木原城の二重堀を歩くイラスト入りのハガキが届きました。早速行ってくださったとは感激です。
[2019.02.01(Fri) 22:53] 展示会・セミナー | Trackback(-) | Comments(0) 見る▼
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リストマーク シンポジウム 『佐竹氏の本城・太田城を考える』 

2018年12月04日 ()
1812041.jpeg 今月の22日に、常陸太田市で 『佐竹氏の本城・太田城を考える』というシンポジウムが開催されます。
 →シンポジウム 『佐竹氏の本城・太田城を考える』
[訂正]上記のイベント案内の中で「講師 余湖浩一氏 茨城城郭研究会会長」となっているのは「茨城城郭研究会会員」の誤りです。

 聞くところによると、市は少子化対策の住宅地にするために、城内III郭に位置するJT日本たばこの跡地を遺構ごと潰してしまいたいということらしいです。茨城県北の礎を作った佐竹氏の本拠地・常陸太田城に対しての地元自治体の扱いとしては破格の冷淡さだと感じます。
 近年、多くの中小都市では、城址のある旧市街地から街の活気が失われ、新市街地開発の流れから取り残される傾向にあります。これは常陸太田市でも同様でしょう。でも一方で、歴史を湛えた旧市街地を新しい時代の中で活用していく取り組みが各地で始まっていることも事実です。交通手段の大きな変化を踏まえると、街の豊かさ(経済的にも文化的にも)というのは、人がその場所に住んでいるだけではなく、集まりたくなる場所であることが必要で、それが歴史的資産を持っている旧市街地が目指すべき方向なのではないかと感じます。このシンポジウムが、常陸太田城の遺構を残す・記録するにとどまらずに、街つくりの中で活用するためのきっかけになることを期待しています。
[2018.12.04(Tue) 10:48] 展示会・セミナー | Trackback(-) | Comments(0) 見る▼
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リストマーク 企画展『小野崎一族と薩都神社』 

2018年10月16日 ()
1810162.jpeg10月2日(火)から11月18日(日)まで、常陸太田市郷土資料館(梅津会館)で開催されている、企画展『小野崎一族と薩都神社』を見てきた。この展示会は、常陸佐竹研究会と茨城城郭研究会が共同で主催する形になっている。常陸佐竹研究会の実力の高さはこれまでの活動が示すところだが、茨城城郭研究会については特に県北支部の3人に負うところが大きい。今企画は、小野崎氏を全面にフィーチャーするという画期的なテーマ選びに加えて、収集された資史料とその展示は内容も分量もたいへん見ごたえあるものだった。リピーターが多いというのも頷ける。会期はまだ一月残っている。

 →常陸佐竹研究会
 →北緯37度付近の中世城郭:企画展「小野崎一族と薩都神社」のご案内
 →50stormの古道を訪ねて:小野崎一族と薩都神社展のご案内
 →Pの、遺跡侵攻記:刀剣、手入れ公開

この展示会は「佐竹家臣団シリーズ第1弾」ということなので、今後の展開にも期待が持てる。
[2018.10.16(Tue) 22:09] 展示会・セミナー | Trackback(-) | Comments(0) 見る▼
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リストマーク 土浦市立博物館で歴史秘話ヒストリア関連展示 

2018年06月12日 ()
1806121.jpg6月13日にNHK歴史秘話ヒストリアで小田氏治が特集されるのに関連して、土浦市立博物館では
 「小田氏治像」
 「小田治久像」
 「小田天庵公一百五十年忌祭録」
を6月10日(日)から7月15日(日)まで展示しているそうです。

 →土浦市立博物館
 →小田氏治がNHKの歴史番組で取り上げられます

この機会にぜひ土浦市立博物館と、氏治ゆかりの土浦城をまとめて見学しましょう。
[2018.06.12(Tue) 13:24] 展示会・セミナー | Trackback(-) | Comments(0) 見る▼
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リストマーク 塙城イベントの当日の様子 

2018年04月10日 ()
3月25日(日)に、阿見町塙の君原公民館、塙城址、江戸崎城址、木原城址を会場に行われた「歴史フォーラム 戦国の巨大防塁 塙城」の様子を報告します。

1804101.jpg午前中は、茨城大学教授の高橋修先生と美浦村文化財保護審議委員の平田満男先生の講演会。高橋先生は、塙地域の歴史的な意義とお城を見るポイントについて、いつもながらの的を絞った明快なお話をされました。また、平田先生は、数少ないながら文書に現れる塙郷と江戸崎土岐氏歴代の話をされました。聴講者は約110名。当日は阿見町内の予科練記念館や美浦村陸平貝塚でもイベントが重なったことを思えば、初めての企画にしてはまずまずの集まりになったと感じます。

1804102.jpg午後は茨城城郭研究会による塙城址現地案内会。ひづめとオカちゃんとハイドマイクをそれぞれに持って二班に分かれて案内を行いました。参加者は約60名で、1時間半弱で一回り出来しました。

1804103.jpg稜堡かと見まごう北城は、地元の塙城址保存会のおかげで藪がきれいに刈り払われていました。

1804104.jpg塙城一周の後は、バスに乗って江戸崎城と木原城を回りました。このバスツアーでは、14箇所の戦国土塁の近くを通るルートを選び、土岐氏の防御法を体感していただきました。この写真は江戸崎城内(鹿島神社境内)での案内風景。

1804105.jpg木原城では稲荷曲輪へ上がり、深い空堀を見下ろして大きさを体感していただきました。その後、藪刈りされて見晴らしの良くなっている南虎口の前を通って君原公民館へと戻りました。自家用車で着いて来ていただいた方を含め50名の参加者でした。
[2018.04.10(Tue) 21:06] 展示会・セミナー | Trackback(-) | Comments(0) 見る▼
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リストマーク 塙城に関する講演会と現地案内会のお知らせ 

2018年03月07日 ()
阿見町の塙城に関するイベントが開催されます。
以下のチラシをごらんください。
(バス見学希望者は先着40名だそうです。)
1803071.png
[2018.03.07(Wed) 09:53] 展示会・セミナー | Trackback(-) | Comments(0) 見る▼
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リストマーク 茨城大学地域史シンポジウム『異説?新説!佐竹一族』へ参加して 

2018年02月02日 ()
1月28日、茨城大学講堂を600人近い聴衆で立ち見も出るほどに満員にして開催された地域史シンポジウム『異説?新説!佐竹一族』に参加してきました。

1801281.jpg 過去50年間の佐竹氏研究の成果をまとめるという意味のあるシンポジウムだったと思います。特にここ十数年の進展が目覚しいようです。全国規模の大きな歴史と常陸ローカルの歴史とつなぐ氏族としての佐竹氏の魅力を感じられる内容であったと思いました。また、たくさんの質問にほぼすべて回答してもらえたのも、質問者にとっても聞いている者にとっても良かったと思います。
 最初の趣旨説明で高橋修先生は『佐竹一族の中世』はよく売れて多くの人が手にとってくれたと思いますが、論文集なので内容は難しかったと思います、と言われました。私は本書の著者がほぼそのままシンポジウムでの講演者になっていることから、一般の人にも分かりやすく本書を噛み砕いた解説をしてくれることを期待したのですが、若い先生の中には話の筋道を追えないほど細かい説明を盛り込み過ぎの方も見受けられ、それが残念な点でした(研究者向けの話としてはあれで良いかもしれませんが、一般の聴衆へ話す場合にはあれでは内容がほとんど伝わらないと感じられました)。
 また、最後の五浦研究所長の閉会の挨拶は、内容はここには書きませんが、そうとうピンボケでした。もう少し見識あるご発言を期待したいところです。
 何はともあれ、茨城県内における近年の佐竹ブームは、自分たちの直接の先祖が佐竹に繋がっているという実感が原動力になっていることは間違いなく、一過性のブームではなさそうです。そして、過去50年間の佐竹氏研究の成果に立った上で、研究は進展しつつあると感じます。地元の盛り上がりと研究の進展が重なる現在は、様々な立場の人にとっての大変楽しい時代の始まりと言えるのではないかと思いました。
 茨城城郭研究会ブースでは、多数の方に『改訂版・図説 茨城の城郭』『続・図説 茨城の城郭』『常陸太田市内外の佐竹氏関連城館』をお買い求めいただきました。また、片隅をお借りした拙著 『北海道道南の陣屋と台場 [改訂版]』も予想以上のお買い上げをいただき、合わせてお礼申し上げます。
[2018.02.02(Fri) 19:55] 展示会・セミナー | Trackback(-) | Comments(0) 見る▼
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リストマーク 茨城大学土曜アカデミー 無事終了 

2017年12月09日 ()
・土曜アカデミー読売新聞連携講座「魅力!迫力!!茨城の城-埋もれた中世遺跡がいま蘇る-」を開催しました(本館)
1712091.png 12月2日に茨城大学講堂で行われた土曜アカデミー「魅力!迫力!!茨城の城-埋もれた中世遺跡がいま蘇る-」の様子が、上記の図書館ホームページで紹介されています。右写真はその中の1枚で、私が『図説 茨城の城郭』の歴史をお話をしている場面です。茨城城郭研究会メンバー8人全員が集合し、一風変わった講演会で居眠りする間を与えない3時間にできたのではないかと自画自賛しています。参加者280名というのは土曜アカデミー始まって以来最高の動員数だったそうで、これまで『続・図説 茨城の城郭』編集作業の中でお世話になった高橋修先生へささやかではありますがお返しができたかなとも思っています。当日会場へお越しくださったみなさま、ありがとうございました。
[写真は茨城大学図書館ホームページより]

過去の紹介記事:
 →茨城大学土曜アカデミー2017年(後期)と茨城城郭研究会
 →茨大「魅力!迫力!!茨城の城-埋もれた中世遺跡がいま蘇る-」
[2017.12.09(Sat) 10:56] 展示会・セミナー | Trackback(-) | Comments(0) 見る▼
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リストマーク 茨大「魅力!迫力!!茨城の城-埋もれた中世遺跡がいま蘇る-」 

2017年11月28日 ()
1711281.jpg茨城大学図書館土曜アカデミー 読売新聞連携講座
「魅力!迫力!!茨城の城
     -埋もれた中世遺跡がいま蘇る-」

 →茨城大学図書館土曜アカデミー 読売新聞連携講座
 →常陸国中世史備忘録(常陸大掾氏と常陸府中)
 →Twitter:ウモ【埋もれた古城】‏
 →藪ログ:茨城大学土曜アカデミー2017年(後期)と茨城城郭研究会

いよいよです。
[2017.11.28(Tue) 17:09] 展示会・セミナー | Trackback(-) | Comments(0) 見る▼
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リストマーク 茨城大学土曜アカデミー2017年(後期)と茨城城郭研究会 

2017年10月13日 ()
1710131.pngお世話になっている茨城大学図書館が開講している土曜アカデミーの2017年度後期のスケジュールが一覧できるサイトをご紹介します。
 →土曜アカデミーのお知らせ(2017年度後期)

今期は歴史・人文分野の講座が多めですが、最先端サイエンスについても今後のテーマとして楽しみにしています。

さてここからは宣伝なのですが、土曜アカデミー12月2日(土)、「読売新聞連携講座「魅力!迫力!!茨城の城-埋もれた中世遺跡がいま蘇る-」として、茨城城郭研究会も出演する講座があります。私たちのことですから堅苦しい講義ではなく、お城歩きの楽しみ方を色々とご紹介できる時間にできればと思います。その上で、『図説 茨城の城郭[改訂版]』と『続・図説 茨城の城郭』出版の意義を世の中に知ってもらうきっかけになればとも感じています。12月2日(土)、茨城大学講堂にて開催です。
[2017.10.13(Fri) 20:18] 展示会・セミナー | Trackback(-) | Comments(0) 見る▼
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リストマーク 中城研主催のセミナーが「幕末の城」をテーマにする 

2017年08月07日 ()
1708071.jpg8月5、6日、世田谷区の駒澤大学を会場に開催されていた第34回全国城郭研究者セミナーに行ってきました。とは言っても、6日の午前中の仕事を終えてから、片道3時間以上かけて行って、なんとか最後の2時間に間に合ったといった感じです。

今年のシンポジウムのテーマは「幕末の城」ということで、中世城郭研究会(中城研)主催のセミナーでのシンポジウムテーマとしてはなかなかの冒険と思えます。この分野はこれまで先駆的な研究者が何人かいるくらいで、研究分野としては始まったばかり(あるいはまだ始まっていない)という時期らしいです。実際、海防や内戦で構築された城郭(的)構造物についての議論が白熱しました。「台場」の語源は何か、用語の確定を急ぐなといった段階で、私が北海道道南で仕入れてきた情報もまだまだ捨てたものではないことに気づかされる場面もあったりで、行った甲斐がありました。しばらくはリアルタイムに楽しめそうな分野だと再認識して帰って来た次第です。
[2017.08.07(Mon) 15:13] 展示会・セミナー | Trackback(-) | Comments(0) 見る▼
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リストマーク 県立歴史館 日曜歴史館(歴史講座) 

2017年06月02日 ()
『中世の古文書をみる-文書の礼法あれこれ-』
  日時:2017年6月18日(日) 14:00~15:30
  場所:県立歴史館講堂
  講師:寺﨑理香(主任研究員)

整理券が必要なので詳細は県立歴史館の以下のページでご確認ください。
 →6/18 日曜歴史館(歴史講座)を開催します

[2017.06.02(Fri) 13:15] 展示会・セミナー | Trackback(-) | Comments(0) 見る▼
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リストマーク 常陸大宮で佐竹氏に関する講演会 

2016年11月08日 ()
1611081.jpg茨城大学の高橋修先生の講演会のお知らせです。

とき  12月10日(土)
    10時30分〜12時30分
ところ 常陸大宮市緒川総合センター文化ホール
    入場無料、事前申し込み不要

詳しくは右のチラシをご覧ください。
[2016.11.08(Tue) 12:52] 展示会・セミナー | Trackback(-) | Comments(0) 見る▼
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リストマーク 『牛久藩主とその時代 ~歴代藩主が遺したもの~』 

2016年11月03日 ()
1611031.jpg大震災によって被害を受けたシャトーカミヤの旧醸造場施設の復旧が完了したのを記念して、施設内のオエノンミュージアムで表記の展示会が行なわれている。
開期中は無休なので空き時間を見つけて見に行きたいと思っている。
詳しくは以下の牛久市のHPを参照ください。

牛久市制施行30周年記念 重要文化財シャトーカミヤ旧醸造場施設災害復旧記念 「牛久藩主とその時代 ~歴代藩主が遺したもの~」開催のお知らせ
[2016.11.03(Thu) 10:10] 展示会・セミナー | Trackback(-) | Comments(0) 見る▼
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リストマーク 企画展『佐竹時代の城と寺』  

2016年06月30日 ()
常陸太田市の郷土資料館で行なわれている企画展『佐竹時代の城と寺』 に行ってきたことを書いていなかったので、またCMが出てしまいました。後で追加します。

[追記]後で追加しますと書きながら書いていませんでした。これについてはPさんの記事をご覧いただくの一番なので、リンクを張っておきます。
 →企画展、新聞掲載
 →図録「常陸太田市内外の佐竹氏関連城館」
[2016.06.30(Thu) 07:11] 展示会・セミナー | Trackback(-) | Comments(0) 見る▼
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リストマーク 常陸太田市郷土資料館企画展『佐竹時代の城と寺』 

2016年05月31日 ()
1605311.jpgなぜだか常陸太田市郷土資料館のホームページを見ても載っていませんが(→[追記]参照)、6月7日(火)〜7月3日(日)の期間、
 企画展『佐竹時代の城と寺』〜武士のおもかげ〜
が開催されるようです。

Pさんのブログ『Pの、遺跡侵攻記』の方が余程詳しく紹介されていますが、問い合わせは直接常陸太田市郷土資料館へお願いします。

 →常陸太田市郷土資料館
   〒313-0055 茨城県常陸太田市西二町2186番地
   0294-72-3201

[追記]6月6日付の郷土資料館blogによると、常陸太田市郷土資料館のホームページは常陸太田市役所のホームページ内に移動したそうです。
常陸太田市>教育・文化・スポーツ>常陸太田市教育委員会>文化・芸術>常陸太田市郷土資料館とたどれば、今回の企画展の情報ページがあります。
[2016.05.31(Tue) 14:28] 展示会・セミナー | Trackback(-) | Comments(0) 見る▼
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リストマーク 特別展 「奥七郡から出発 常陸佐竹氏の軌跡」 

2016年02月09日 ()
1602091.jpgすでに始まっていますが、2月5日(金)から2月28日(日)まで、常陸大宮市の大宮ふれあいギャラリーで、タイトルの展示会が開催されます。茨城城郭研究会のアオさんが鳥瞰図を多数提供しています。また、2月7日の講演会は終わってしまいましたが、小場城関連の講演会と城跡見学会が2月14日に予定されています。見学会の案内も同研究会の50stormさんが担当します。

 →アオさん:北緯37度付近の中世城郭:常陸大宮市でのイベントに
 →50stormさん:50stormの古道を訪ねて:イベント告知のお知らせⅡ

 特別展 「奥七郡から出発 常陸佐竹氏の軌跡」
  期間:2016年2月5日(金)~28日(日) 10:00~16:00
      ※休館日/月曜日
  会場:大宮ふれあいギャラリー
 詳しいことは、常陸大宮市のHP(上記リンク先)をご覧ください。
[2016.02.09(Tue) 20:43] 展示会・セミナー | Trackback(-) | Comments(0) 見る▼
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