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リストマーク 中世佐竹氏研究のいまとこれからを概観できる新刊好著2冊 

2021年04月15日 ()
2103292.jpg『戦国佐竹氏研究の最前線』
   佐々木倫朗・千葉篤志編 日本史史料研究会監修
           山川出版社 2021年 1800円

佐竹氏についてはもちろん興味はあるが、県南に住んでいるせいかいつまで経っても断片的な知識のままで、これまで手ごろな成書がなかったこともあり、通史を読んだ記憶がない。本書は第一線の研究者による分担執筆だが、かなり読みやすいと思う。

2103291.jpg2017年に刊行された『佐竹一族の中世』は、佐竹氏研究の成果を概観できる参考書の久しぶりの出版として歓迎された。そこからまた4年が経ち、今月は2冊の佐竹氏研究書が相次いで出版された。佐竹氏研究の遅れについてはよく言われることだが、同時に若い研究者を中心に新しい成果が積み上がってきていることも確かだと感じる。その様な時期にあってこれら新刊本は、2021年には佐竹氏研究はこの辺りにいたことを記録する道標となる書籍なのだと思われる。
[2021.04.15(Thu) 00:00] お城情報 | Trackback(-) | Comments(0)
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