
コロナ禍で今年度前期の古文書講座は開講できないとなり、有志で自主勉強会をやってみることにした。前年度の講座で配布されてやり残した教材から1枚選んで1ヶ月かけて自力で書き下してみる。月末に参加者(現在4名)全員へメールまたは郵送で送付する。届いたみなさんの書き下しを読んで自分の読み間違いに気付かされて納得できる字がある一方で、自分の読み方に自信がある字もある。大抵は自分のとんでもない読み方に呆れて笑ってしまうのだが。全員が同じ読み方をした部分はそのまま書き下し、異なる読み方をした部分はそれらを併記して、4人分の読みを1枚にまとめたものを作る。翌月の第2日曜日に公園に集合してベンチでわいわいと検討会を開催する。初心者ばかりのため全部の字を書き下すことができないだけでなく背景となる社会事情の知識にも乏しいため、古文書の意味を完全には理解できずなんかモヤモヤとしたものが残ってしまう。指導者がいる値打ちはここにあると実感する。それでも無い知恵を絞ってああだこうだと意見交換するのもなかなか楽しく、2時間ほどがあっという間に過ぎてしまう。モヤモヤとした部分は開講したときにまとめて解決するので先送りでも良いのだが、今月は別件で講師先生にお会いする機会があったので正解をお聞きすることができた。
ひづめ (09/08)
京 (09/08)
ひづめ (10/25)
とら (10/25)
ひづめ (07/11)