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2021年09月11日 ()
2109111.jpeg『城と聖地ー信仰の場の政治性』 中世学研究会編
            高志書院 2020年 3000円

ここ何年かの間に、地元の城郭を見ていく際にも宗教的な視点抜きには先へ進めないことを強く感じさせられる機会が増えている。規模の違いや濃い薄いはあるにしても、城には何かしら宗教や信仰との関係が漂っていて、本書で各研究者が取り上げている規模のものではないが、身の回りの城館を歩いて気づく小さな痕跡もなかなか疎かにできないことを感じる。元々からある宗教的な基盤を吸収する形で城郭が発展していったのか、城郭が後に宗教的な求心性を帯びていったのかなど、本書を参考に地元の城郭と信仰・宗教・聖地についてのヒントを探してみたいと思う。
[2021.09.11(Sat) 08:35] 本のご案内 | Trackback(-) | Comments(0)
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