TOP > 古文書学習の気分を盛り上げる
 ← 『続・図説 茨城の城郭』 予約開始! | TOP | 茨城県内の中世の道、鎌倉街道に焦点を絞った論考集

リストマーク 古文書学習の気分を盛り上げる 

2017年06月20日 ()
1705281.jpg地元の古文書講座に参加して3年が経った。近世、幕末の文書ならば少しは読めるようになってきた、と言いたいところだが、日々継続して読み続けるという姿勢ではないので、遅々として進まずという表現が相応しい。それでも、こうした本を読んで時々ブースター的に気分を盛り上げるのもいいだろうと思う。

『戦国文書調査マニュアル』 柴辻俊六著 戎光祥出版 2017年 2400円

 現場で必要な心構えが細かく書かれていて、臨場感溢れる本。文字は読める様にしておいた方が良いみたいなことも書かれていて、読めない人が原本見せてくれと所蔵者を訪ねていくのか?とも思ったが、今後は経験の少ない人が調査に出向くことも増えて行くことを踏まえた手取り足取り指導なのだろう。城館巡りの折に、地元の方々からお話を聞くことも多いが、その様な場合に共通する心構えもあるので、古文書に限らず、フィールドワークのマニュアルとしても参考になる。

『日本史を学ぶための 古文書・古記録訓読法』
     日本史史料研究会監修 刈米一志著 吉川弘文館 2015年 1700円

[2017.06.20(Tue) 13:01] 本のご案内 | Trackback(-) | Comments(0)
↑TOPへ


 ← 『続・図説 茨城の城郭』 予約開始! | TOP | 茨城県内の中世の道、鎌倉街道に焦点を絞った論考集

COMMENT

COMMENT POST















管理者にだけ表示

 ← 『続・図説 茨城の城郭』 予約開始! | TOP | 茨城県内の中世の道、鎌倉街道に焦点を絞った論考集

周辺地域のイベント情報

PROFILE

CATEGORY

ENTRIES

COMMENTS

TRACKBACKS

北海道道南

陣屋と台場

[改訂版]
1500円(送料込)